ウィーンは音楽や芸術だけでなく、ヴィンテージ好きやアンティークコレクターにとっても天国のような街です。その魅力のひとつが「蚤の市(Flohmarkt)」です。今回はウィーン旅行中に訪れるべき蚤の市と、その楽しみ方についてご紹介します。
1. 蚤の市の魅力とは?
蚤の市は、地元の人々や観光客が集い、個性的なアイテムや掘り出し物を見つけることができるマーケットで、日本でいうところのフリーマーケットです。アンティーク家具、ヴィンテージジュエリー、レコード、古書、さらには趣のある陶器や絵画まで様々なものが並びます。そこでは買い物だけでなく、ウィーンの文化や歴史に触れる体験ができるのも魅力です。
2. ウィーンでおすすめの蚤の市
① ナッシュマルクトの蚤の市
• 場所: Naschmarkt(ウィーン中心部)
• 開催日: 毎週土曜日の朝~午後
ウィーン最大の蚤の市で観光客にとても人気があります。約400以上の屋台が並び、アンティークから服、雑貨、ユニークなお土産まで幅広い商品を探せます。ナッシュマルクト自体は食品市場としても有名なので、蚤の市のあとは各国料理のランチを楽しむのもおすすめです。
② アム・ホーフ広場の蚤の市• 場所: Am Hof
• 開催日: 毎週金曜日・土曜日(春~秋)
ウィーンの美しい広場「アム・ホーフ」で行われる市場。特にアンティーク品が豊富で、高品質なアイテムが揃っています。歴史的な背景を感じる雰囲気の中で買い物を楽しむことができます。
③ ケッテンブリュッケンガッセの蚤の市
• 場所: Kettenbrückengasse周辺
• 開催日: 不定期(事前に情報確認がおすすめ)
地元の人々に人気の小規模な蚤の市で、観光地では見つけられないユニークなアイテムが手に入ります。地元の人との交流も楽しめるのが魅力です。
3. 蚤の市を楽しむポイント
1. 早めの到着を心がける
掘り出し物は朝の早い時間に売れてしまうことが多いです。特に人気のあるアイテムを狙うなら、朝一番で訪れるのがベストです。
2. 値段交渉を楽しむ
蚤の市では値段交渉が一般的です。少し勇気を出してディスカウントをお願いしてみましょう。ただし、敬意を忘れずに。
3. 現金を用意する
クレジットカードが使えないお店も多いので、小銭を含めた現金を持っていくことをおすすめします。
4. 持ち帰り方法を考える
購入したアイテムを持ち帰る方法も事前に考えておくと便利です。特にアンティーク家具や割れ物を買う場合は慎重に梱包を。
4. 蚤の市で見つかるお土産アイデア
• ヴィンテージの食器やカトラリー
• オリジナルデザインのポスターや絵画
• 19世紀の楽譜や本
• 手作りのアクセサリーやジュエリー
5. ウィーン旅行の特別な思い出に
蚤の市は、ただのショッピングではありません。ウィーンの歴史や文化を感じながら、世界に一つだけの宝物を見つける体験です。その品物には、それぞれのストーリーが詰まっていて、家に帰ってからも旅の思い出を彩ってくれるでしょう。
ウィーン滞在中、ぜひ蚤の市に足を運び、あなたならではの発見を楽しんでください!