
ベートーヴェン博物館へ久しぶりに行きました
「ハイリゲンシュタットの遺書」で有名な、ウィーン19区のベートーヴェン博物館
・ボンからウィーンへやってきたベートーヴェン。
・ここは当時は自然に囲まれた保養地だったので、耳の病気が癒やされることを期待したベートーヴェン。
・森の中でインスピレーションを受け、田園の構想を練るベートーヴェン。
・「ハイリゲンシュタットの遺書」を書くまで悩んだベートーヴェン。
・不滅の恋人の候補たち、彼を経済的に支援した貴族たち。
ベートーヴェンの様々な人生のテーマを、お部屋を上手に使って展示されています。


FacebookとInstagramで投稿している動画の中庭での記念撮影で、私が手にしているCDは、2016年にパウル・バドゥラ=スコダ先生と録音していただいたベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ第2番、第5番そして第10番の録音です。
録音技師のアレクサンダー・グリューンさんのスタジオの素敵なベーゼンドルファーで演奏したCDですが、もう9年前のものになるとは、時間の過ぎ去る速さに驚くばかり。第10番はここの博物館でも大きく飾られてる、ハプスブルグ家のルドルフ大公に捧げられています。私が1番好きなベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタです
そのスコダ先生が編集されたベートーヴェンの弟子だったチェルニーが書いた、ベートーヴェンの作品の演奏法の本が博物館に飾ってあって、嬉しかったです。
その隣には、コーヒーにこだわったベートーヴェン(60粒数えて挽いていた)のコーヒー豆が

ハイリゲンシュタットのベートーヴェン博物館
https://www.wienmuseum.at/beethoven_museum
開館時間
火曜日〜日曜日 10:00-13:00、14:00-17:00
オーストリア国家公認ガイド
前田朋子